JPS-41 白虎加人参湯

<効能>

体力中程度以上で、熱感と口渇が強いものの次の諸症

のどの渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ


内外の熱が激しく、非常に水を欲するようなものに用います。ほてりと口渇は目標となります。

JPS-42 婦人華N

<効能>

月経不順、月経痛、血の道症、こしけ、冷え性、のぼせ、貧血、めまい、腰痛、肩こり、更年期障害


本方は。婦人科諸症状の改善を目的とした処方で、サフランとビタミンEを配合しています。本剤は生薬配合婦人薬です。

JPS-43 平胃散

<効能>

体力中程度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときにはきけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のあるものの次の諸症

食べ過ぎによる胃もたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振


胃腸に水毒と食毒が停滞して起こった消化不良の傾向にある胃腸疾患に用います。

JPS-44 防己黄耆湯

<効能>

体力中程度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症

肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりがない、いわゆる水ぶとり)


汗をかきやすく、むくみのあるようないわゆる水ぶとりの方に適します。

JPS-45 防風通聖散

<効能>

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症

高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症


JPS-46 補中益気湯

<効能>

体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの次の諸症

虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の虚弱、食欲不振、ねあせ、感冒


本方は、中を補い気を益す効があるという意味で補中益気の名があります。

JPS-47 麻黄湯

<効能>

体力充実して、かぜのひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ないものの次の諸症

感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり


平素丈夫な方で発熱、悪寒、頭痛、節々の痛みなどを伴い、汗をかいていないものに用います。

JPS-48 麻杏甘石湯

<効能>

体力中程度以上で、せきが出て、ときにのどが渇くものの次の諸症

せき、小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎、感冒、痔の痛み


せきが出て、口渇がある方に適しています。胸部の熱を除き、炎症を鎮める働きがあります。

JPS-49 麻杏薏甘湯

<効能>

体力中程度なものの次の諸症

せき、小児ぜんそく、気管支喘息、気管支炎、感冒、痔の痛み


せきが出て、口渇がある方に適しています。胸部の熱を除き、炎症を鎮める働きがあります。

JPS-50 麻子仁丸

<効能>

体力中程度以下で、ときに便が硬く塊状なものの次の諸症

便秘、便秘を伴う頭痛・のぼせ・湿疹・皮膚炎・ふきでもの(にきび)・食欲不振(食欲減退)・腹部膨満・腸内異常発酵・痔などの症状の緩和


便が硬くてコロコロしている便秘に適してます。