JPS-81 麻黄附子細辛湯

<効能>

体力虚弱で、手足に冷えがあり、ときに悪寒があるものの次の諸症

感冒、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支ぜんそく、神経痛


冷えやすい方の風邪やアレルギー性鼻炎などによく用いられます。発熱がなく悪寒が強いものを目標としてます。

JPS-82 真武湯

<効能>

体力虚弱で、冷えがあって、疲労倦怠感があり、ときに下痢、腹痛、めまいがあるものの次の諸症

下痢、急・慢性胃腸炎、胃腸虚弱、めまい、動悸、感冒、むくみ、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ


冷えがあり、疲れやすい人の下痢やめまい、むくみなどの用いられます。

JPS-83 芍薬甘草附子湯

<効能>

体力中程度以下で、冷えを伴うものの次の諸症

こむらがえり、筋肉のけいれん、胃痛、腹痛、腰痛、神経痛


冷え症で、激しい攣急と疼痛を目標とします。

JPS-85 藿香正気散

<効能>

体力中等度以下のものの次の諸症

感冒、暑さによる食欲不振、急性胃腸炎、下痢、全身倦怠


冷たい飲食のとりすぎや、冷房などで冷やされることによっておこる風邪症状、胃腸症状に用いられます。

JPS-89 半夏白朮天麻湯

<効能>

体力中等度以下で、胃腸が弱く下肢が冷えるものの次の諸症

頭痛、頭重、立ちくらみ、めまい、蓄膿症(副鼻腔炎)


胃腸が弱い方のめまいに用いられる漢方です。胃腸機能をととのえ、水分代謝を改善する働きがあります。

JPS-91 黄耆建中湯

<効能>

体力虚弱で、疲労しやすいものの次の諸症

虚弱体質、病後の衰弱、ねあせ、湿疹・皮膚炎、皮膚のただれ、腹痛、冷え症


体力が低下した人の疲労感、ねあせ、皮膚症状などに応用されます。

JPS-96 冠源活地丸

<効能>

中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症

頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸


本方は中国で開発された『冠心2号方』の変方です。

JPS-102 甘草瀉心湯

<効能>

体力中程度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときにイライラ感、下痢、はきけ、腹がなるものの次の諸症

胃腸炎、口内炎、口臭、不眠症、神経症、下痢


みぞおちがつかえて、イライラしやすい人の胃腸炎、口内炎、不眠症などを改善します。

五苓黄解

<効能>

飲み過ぎ、食べ過ぎ、はきけ(二日酔・悪酔のむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気持、悪心)、食欲不振、もたれ、胃部・腹部膨満感、胸やけ、胸つかえ、胃弱、嘔吐、消化不良


漢方処方の五苓散と黄連解毒湯を合わせた処方です。本剤は生薬製剤です。